インプラントとは
インプラント治療とは、人工物でできた歯根を顎の骨の中に埋め込んで、それを土台として失われた歯および噛み合わせの再建を行う歯科治療のことです。一般的な(取り外し可能な)入れ歯とは根本的に違います。
歯科治療におけるインプラントの歴史は古く、これまでいろいろな材料や形をしたインプラントが用いられてきました。
現在では純チタン製のものが主流となり、成功率もこれまでのインプラントに比べ飛躍的に向上しています。インプラント治療によって失われた歯を取り戻し、自然な歯が入っているのと同じように生活することが可能になります。
秋山歯科のインプラント治療
「抜歯~インプラント埋入~仮歯」まで即日で可能です!
当院では、通常のインプラント埋入手術に加え、
「All on 4 (オールオンフォー)」と「ザイゴマインプラント」という技法を行っております。
オールオンフォー
当日抜歯してインプラント埋入、そして固定式の歯が入ります。
当院では、ノーベルバイオケア社のインプラントを採用しております。
症例にもよりますが、当日のうちに抜歯→インプラントを埋入→固定式の仮歯setまで行うことが可能です。
ザイゴマインプラント(上顎の顎骨が萎縮しているケースに適応)
上顎の骨が薄くオールオンフォーが不可能な場合に、顎骨ではなく頬骨にインプラントを埋入する技法です。
骨を造成する期間を要さないので、歯がない期間を無くし、当日に固定式の仮歯をset出来ます。
治療前の綿密で正確な検査
当院では治療前にCTを使い精密な検査を行います。より安全にインプラント治療を行うためには、治療する歯の周りの骨の状態を知ることが大切です。CT画像は、顎の骨の立体的な形態や、神経の位置を把握するほか、骨密度の診査などにも利用されます。治療を行う前だけではなく、治療終了後にも撮影を行うことで、インプラントが入る前と入った後の顎の骨の状態を確認することが可能です。
3人のプロフェッショナルによるインプラント治療
当院には、院長を含めインプラント治療のスペシャリストが3人おります。
インプラント専門医指導医であり外科手術専門医、大学病院から専門の麻酔医、そしてインプラント認定医の院長秋山です。3人体制でインプラント治療にあたることで、それぞれの工程で高い質を保ちつつ、バランスのとれたインプラント治療を行うことができます。
静脈内鎮静法
当院では、インプラント治療を行うに当たり、静脈内鎮静法を行っております。静脈内鎮静法は、全身麻酔とは異なり、うたたねをしているような感覚で、痛みや恐怖心などはほとんど感じることなく、気が付くと治療が終わっているというものです。また、当院では大学病院から麻酔の専門医に来てもらいますので、ご安心して治療を受けていただくことができます。
インプラント導入手順
術前検査
当院ではインプラント治療の前に綿密な検査を行います。インプラント手術が可能かの判断も致します。
- 歯周疾患の診査
- 顎関節症の診査
- 咬合診査
- 咬合器上における模型診査
- デジタルX線
- パノラマX線撮影
※必要だと判断した場合は撮影用ステントを用いてCT 撮影を行います。
インプラント埋入
口腔内清掃
静脈内鎮静法の他に局部麻酔を行いますので、痛みはありません。
術後2~3日は痛みや腫れを感じることもあります。
痛みは抜歯をした時と同じくらいだとお考えください。
本数や内容によって異なりますが、手術の時間は30分~120分。
※術後は消炎鎮痛剤や抗生物質等の薬を歯科医師の指導に従って服用してください。
インプラント治療終了まで
手術自体は数時間で終了し、入院の必要はありません。術後は経過観察のために通常4~6ヶ月間の通院が必要です。ただし、症状によって診療期間が異なります。
※総入れ歯の場合でも条件が整えば術日当日に固定の仮歯が入ることも有ります。
治療の終了後は良好な状態を維持していただくために、プロによるメンテナンスが必須となります。毎日のホームケアに加え、数か月に一度のプロフェッショナルケアや噛み合わせのチェックを受けて、長持ちさせていきましょう。